製菓衛生師試験の内容とは?
四肢択一方式でマークシート方式で行われる。
※科目に「製菓実技」とあるが、ペーパー試験で行う。
全60問からなる。
試験科目は?
全部で6科目から60問出題される。
①衛生法規(3問)
②公衆衛生学(9問)
③栄養学(6問)
④食品学(6問)
⑤食品衛生学(12問)
⑥製菓理論・実技(18問・各6問)
製菓実技は、「和菓子」「洋菓子」「製パン」の3分野から1分野を解答する選択問題となる。
※選択問題をすべて解答すると不合格となるので注意する。
試験科目の免除について
職業能力開発促進法施行規則別表第11の3の3に掲げる検定職種すなわち「技能士」のことであるが、菓子製造技能士1級、2級、製パン技能士特級、1級、2級に合格している方は、「製菓理論・実技」の免除を申請することが可能である。
※申請には、「技能検定合格証」が必要である。
私的な考えであるが、技能士を取得してから製菓衛生師を受験する方は、稀であると考える。それは技能士の試験難易度のほうがはるかに上だからだ。
試験の難易度は?
都道府県によって出題が異なるため、正確には言えないが難易度としては中の下くらいであると思う。全国平均70~80%程度となる。
試験科目の範囲が広いため、勉強不足な方は不合格になる確率は非常に高い。逆に言えば、勉強すれば確実に合格が狙える資格となる。
1番難易度が高いと言われている所は、東京都である。
独学は、しっかりとスケジュールを組まないと中途半端になり、合格の確率は下がるので注意が必要である。そのため、学校に通っている方は非常に優位であるといえる。
以上のことを踏まえ、製菓衛生師の国家試験を合格するための道筋を考えていただくとよいかと思う。
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