製菓衛生師という資格について考えてみた件

お菓子づくりに製菓衛生師の知識があれば、もっと楽しくなる!!

「道明寺粉(米粉)」についてわかりやすく解説|菓子原材料(製菓理論・製菓衛生師試験)

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|道明寺粉の概要

 道明寺粉は、日本の伝統的な食材であり、主に和菓子作りに使用される粉です。

 主原料は、糯米(もちごめ)であり、独特の食感や風味を持っています。道明寺粉は、糯米を糠(ぬか)から取り除き、洗浄・乾燥させた後、石臼(いす)や粉砕機を用いて挽いて作られます。このように手間暇をかけて作られることから、道明寺粉は繊細で高品質な粉として知られています。

 

|道明寺粉の特徴

 道明寺粉の特徴は、そのもちもちとした食感と上品な甘みです。

 糯米を挽いて作られているため、独特の粘りや弾力があります。また、糯米特有の自然な甘さがあり、砂糖や甘味料を加えずに和菓子を作る際にも適しています。さらに、道明寺粉は小麦粉に比べてグルテンを含んでいないため、グルテンに対するアレルギーがある人やグルテンフリーの食事を選ぶ人にとっても適しています。

|道明寺粉の作り方

 道明寺粉を作るためには、糯米を用意し、以下の手順を追って加工します。

 まず、糯米をよく洗い、水に浸してしばらく置きます。その後、水を切り、乾燥させます。糯米が十分に乾燥したら、石臼や粉砕機を使って細かく挽きます。このとき、細かさや粒の大きさは使用する料理や和菓子によって異なるので、目的に応じて調整します。道明寺粉は、このように手作業で作られることが多く、その作り方は伝統的な技術や知識に基づいています。

|道明寺粉を使用した和菓子の紹介

 道明寺粉は、和菓子作りに広く使用されています。

 その豊かな風味や食感を活かした和菓子は、日本の四季や風土を感じさせる美しい作品として親しまれています。代表的な道明寺粉を使用した和菓子としては、以下のようなものがあります。

 

<きんとん>

 道明寺粉を砂糖と炊き合わせ、滑らかな食感の甘いペーストにしたものです。季節のフルーツやあんこと一緒に盛り付けられ、彩り豊かな見た目も魅力です。

 

<もち>

 道明寺粉を練り上げて作るもちもちとした餅です。季節の素材やあんこと組み合わせて食べられ、お茶うけやお祝い事などでよく楽しまれます。

 

<ぼたもち>

 道明寺粉で作られた餅を、きな粉やきなこ、あんこなどで包んだものです。桜の葉で包まれた桜もちなど、季節の要素を取り入れたぼたもちも人気があります。

 

 これらの和菓子は、道明寺粉の特徴を生かした風味や食感を楽しめるだけでなく、目にも美しい見た目が魅力です。

 季節の行事やお茶会などで提供されることが多く、和菓子文化の一環として大切にされています。

 道明寺粉は、その独特の食感と甘み、そしてグルテンフリーという特徴から、和菓子だけでなく、洋菓子やパンなどの製品にも利用されることもあります。その多様な使い方や魅力が、道明寺粉の人気を支えています。

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